(A note of travel)           
   
       ハワイ BIG ISLAND(ハワイ島)

 日程(2006年5月18日〜24日)

 この度 ハワイ訪問で、ハワイ島(BIG ISLAND)を観光する機会がありました。
 ただし、宿泊先のヒロでは 日本人向けの観光ツアーは見当たらず、やむなく アメリカ本土からの観光客と一緒に参加しました。憧れのツアーに参加でき、気象条件にも恵まれたのですが、容赦のない英語オンリーのツアーガイドには、まるで濃霧の中をさまよっているかのように感じられました。
 双方のツアーコースは、ハワイ島では良く知られており 非常に人気があります。また、アドベンチャー的な要素も充分 含んでおります。
 「火山見学」では、固まった溶岩の上を往復で 2時間は歩きました(帰りは 懐中電灯で足元を照らしながら)。足場がよくなく 避難施設もありませんので、備えが必要。このコースは、健脚向けといえましょう。
 また、「マウナケア」は、標高4,205メートルと富士山よりも高い山です。この時期は 頂上付近に雪がまだ残っており、常夏の楽園ハワイとは思えない寒さです。防寒着は必須。しかも、高山病の危険性もあります。現に私は 頂上付近に2時間近く居りましたが、途中から 軽い吐き気、頭痛など 高山病らしき症状が出てまいりました。でも 大事に至らず、山を下ると元気になりました。
 今回のツアーは、私にとり いろんな面でチャレンジングなものとなりました。
 二つの見学・体験コースを、アルバムでご紹介します。


 
クリックすると、リンク先に移動します。

1.ハワイ火山国立公園
2.マウナ・ケア サンセット&星空観測



1.ハワイ火山国立公園(5月21日)

 
午後1時出発 運転手(ガイド)   食事が付いてませんので、まずは 食べ物・飲料水を買い込む

 
ハワイ火山国立公園へ              スチーム・ベント

 
ジャガー・ミュージアム(火山活動や地質学の展示がなされた 小さな博物館)

 


巨大な キラウエア・カルデラを一望できる。

 
                               巨大な割れ目(リフトゾーン)

 

 

 
ハレマウマウ展望台へ              1974年に噴火した直径約900m、深さ85mの火口

 
                               ツアーの車

 
別のクレーター見学

 

 
水煙の上がっているところが溶岩の流れ落ちている場所

 
チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの終点。ここからは徒歩で進む。

 

 
舗装された道を歩いていくと、道路が溶岩に埋まってしまったところに出くわす。

 
赤い溶岩を見るために、ここからは 固まった溶岩の上を歩く。

 

 
溶岩はスポンジ状のため、水を含ませると吸収する。(この大きさだと、ペットボトル1本分程度)

 

 
ここからは 危険なため、関係者以外 立ち入り禁止。 ここで 日が暮れるのを待つ。


幸運にも、噴火口を取り囲むように 虹が架かった。

 


虹のアーチ(海上側)

 
日没後 次第に、赤い溶岩が見え始めた。



 
サーストン・ラバ・チューブ(表面が固まった後、中の溶岩だけが流れ出て出来上がった溶岩の洞窟)
午後10時過ぎにアドベンチャー終了、ホテルに戻る。


2.マウナ・ケア サンセット&星空観測(5月22日)

 
午後3時に出発  レインボー・フォールズ



 
                        オニズカ・ビジター・センター(標高2800m)

 
                               険しい山道を四輪駆動車で上っていく。

 
頂上付近には、日本のすばる望遠鏡(1999年に完成)を始めとする 10カ国を超える国々の望遠鏡が設置。

 

 
ハワイ語で「白い山」を意味するマウナケア 頂上へと歩いて向かう。

 
山頂に到達  雲海が 果てしなく広がっている。

 

 
夕暮れどきには、雲海をスクリーンにしてマウナケアの影が映し出される。(手前は私の影)

 
サンセットを眺めるため、車の近くへ移動。 頂上付近は、12月〜4月には雪が降るとのこと。

 
サンセットの時間に合わせ、多くの人が集まって来た。

 
高山病予防のため、訪問客は サンセットに合わせて登頂し すぐ下りる。


まさに、サンセットの瞬間

 

 
 コナ地区から 日本人のツアー客も多く訪問している。揃いの防寒着は、借りたものと思われる。
 この後 再び、オニズカ・ビジター・センターへ。あたりは満天の星空。まず外に出て、ガイドさんが 星空をサーチライトで示しながら解説してくださいました。(さすが マウナケアだ。これほど澄んだ星空は見たことありません。でも 星空の好きな私にも、ガイドさんの説明は・・)
 この後 隣の施設へと移り、3台の望遠鏡で 木星、土星、星雲を見せていただきました。希望すれば さまざまな天体を解説つきで見せてもらえます。

 午後10時にホテルに戻る。


 
翌朝は 平地でも天候が回復し、ホテルのロビーからもマウナケアが良く見えました。

 
ヒロ空港を飛び立った飛行機(アロハ航空)の中から、マウナケアがよく見えました。


前日 登頂してるだけに、感動!


(ご参考 : リンク)
 世界屈指の活発な活火山
 ネイバーアイランド(隣島)
 ハワイ島・よくある質問集

 火山見学 ツアー(今回 ヒロから参加したツアー)
 マウナ・ケア ツアー(今回 ヒロから参加したツアー)